レッドライト治療とは
レッドライト治療(RLRL療法:Repeated Low-Level Red-Light therapy)は、特定の波長の赤色光を眼に照射することで、小児の近視進行を抑えることを目的とした治療です。
近視は、成長期に眼球が前後方向に伸びる「眼軸長の伸長」によって進行することが多く、レッドライト治療ではこの眼軸長の伸びを抑える効果が期待されています。
当院では、近視進行抑制治療の選択肢のひとつとしてレッドライト治療を行っています。
治療デバイスについて
当院では、Eyerising International社製の近視進行抑制用デバイス「Eyerising」を使用します。
治療はご自宅で、1回3分・1日2回・週5日を基本として行います。
短時間で行うことができるため、学校生活などを続けながらご家庭で継続できることが特徴です。
※本機器は日本国内では未承認の医療機器です。
使用方法
レッドライト治療の効果
レッドライト治療では、赤色光の照射によって脈絡膜厚や眼内血流などに変化を与え、眼軸長の伸びを抑制することが考えられています。
海外の臨床研究では、高い近視進行抑制効果が報告されています。一方で比較的新しい治療であり、長期間使用した場合の有効性や安全性については、今後も研究の蓄積が必要です。
※治療効果には個人差があり、近視の進行を完全に止める治療ではありません。
治療の対象
当院では、原則として6歳以上のお子さまを対象とします。
軽度近視から強度近視まで対象となりますが、治療前に視力、屈折、眼軸長、眼底・黄斑部、眼位、瞳孔径などを確認し、治療が適しているかを判断します。
治療を行えない、または慎重な判断が必要な場合
網膜・黄斑疾患、視機能異常、眼球の異常、斜視などがある場合には治療を行えないことがあります。
また、瞳孔が大きくなる薬剤を使用している場合なども治療できないことがあります。
リジュセアミニ(低濃度アトロピン点眼)との併用はできません
レッドライト治療へ変更する場合には、リジュセアミニを一定期間中止してから開始します。
一方、オルソケラトロジーやMiSight 1 dayなど、他の近視進行抑制治療との併用を検討できる場合があります。
副作用・注意点
照射後に、下記の症状などが生じることがあります。
- まぶしさ
- 残像
- 一時的に光が見えにくくなる感じ
症状が長く続く場合や、眼の痛み・強い違和感などが生じた場合には使用を中止し、当院へご相談ください。
治療開始後も定期的に眼科を受診し、視力・屈折・眼軸長・眼底などを確認しながら、安全に治療を継続します。
治療開始までの流れ
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① 初診・近視の状態を確認
近視の程度やこれまでの進行状況を確認します。
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② レッドライト治療の適応検査
視力、屈折、眼軸長、OCT、眼位、瞳孔径など必要な検査を行います。
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③ 治療についてご説明
治療方法、期待できる効果、注意点、費用などをご説明します。
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④ デバイス注文(10日~2週間ほどかかります)
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⑤ デバイスの貸与(ご自宅に持ち帰り、アカウント登録)
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⑥ ご自宅で治療開始
1回3分・1日2回・週5日の照射を行います。
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⑦ 定期検査
眼軸長などを測定し、近視の進行状況と治療効果を確認します。
治療費用
レッドライト治療は自由診療となり、健康保険は使用できません。クレジットカード決済が可能です。
当院費用
| 費用(税込) | 内容 | |
|---|---|---|
| 事前適応検査 | 11,000円 | 視力・屈折・スリット・OCT眼軸長検査等 |
| 初年度 | 165,000円 | デバイス貸与+一年の定期検査代(5回分) (1, 3, 6, 9, 12ヶ月の検査費用) |
| 2年目以降 | 5,500円 | 定期検査代 一来院につき(3ヶ月毎) |
メーカーサブスクリプション料金
| サブスクリプションプラン | 費用(税込) |
|---|---|
| 1ヶ月無料プラン | 無償 |
| 毎月定額 月払い | 8,250円 |
| 12ヶ月一括払い | 89,100円(-10%) |
| 24ヶ月一括払い | 158,400円(-20%) |
治療機器の貸与・保証について
治療機器は購入ではなく、医療機関から患者さまへ貸与する形となります。
治療中は大切に取り扱っていただき、第三者への譲渡・転売・貸与などはできません。
通常の使用で機器に不具合が生じた場合には保証の対象となりますが、落下・水濡れなど使用者側の原因による破損については保証対象外となる場合があります。
詳細については治療開始時にご説明します。
よくあるご質問
基本的には週5日、1日2回の治療を行います。2回の治療の間には一定時間を空けます。
1回3分間です。
はい。専用デバイスを貸与し、ご自宅で治療していただきます。
機器の使用・治療記録の管理のため、Wi-Fi環境が必要です。
一台のデバイスに5人まで登録できます。ただし、サブスクリプション費用は一人ずつ発生します。
併用できません。リジュセアミニからレッドライト治療へ変更する場合には、休薬期間が必要です。
眼の状態や近視の進行程度によっては併用を検討できます。適応については診察時にご相談ください。
レッドライト治療をご希望の方へ
レッドライト治療は、近年注目されている近視進行抑制治療のひとつです。
当院では、リジュセアミニ点眼、オルソケラトロジー、MiSight 1 dayなど複数の治療選択肢の中から、お子さまの年齢、近視の程度、生活スタイル、ご本人・ご家族の希望などを考慮して治療方法をご提案します。
近視の進行が気になる方はお気軽にご相談ください。
レッドライトによる治療は予約制になります。
お電話または直接お問い合わせください。
いしの眼科クリニック
072-851-0880
072-851-0880

